家庭でも簡単に作れる干し肉(塩漬け肉)の作り方

家庭でも簡単に作れる干し肉(塩漬け肉)の作り方

緊急事態宣言で、暇なので干し肉を作りました。

牛タンとロースの干し用肉
干し肉用の牛タンと牛ロース

今回のお肉は、牛ロースと牛タンを使っています。

干し肉は、どの部位で作ってもそれなりに美味しくなります。

干し肉に使う部位は ロース、牛タン、モモがオススメです。

お肉を薄めにカットしていき、あら塩を一掴み(だいたい大さじ1.5〜2くらい)入れて肉をしっかりもみます。

こしょう少々、ナツメグ少々 こんな感じで適当に作ってもそれなりに美味しくなります(笑) (こしょう、ナツメグは入れなくても問題ありません。少し味のアクセントになる程度です。)

塩、こしょうをした牛タンと牛ロース
塩、こしょうをした牛タンと牛ロース 塩はしっかりめに

あら塩を使うと水分が早く抜けます-塩は殺菌効果があるので多めにします。

干し肉に使う瀬戸のあら塩
今回は瀬戸のあら塩を使用しました。

加熱したい人は、フライパンで軽く炙るか、または熱湯をかけてキッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ってから作るようにしてください。(熱湯をかけた場合、お肉の旨味が減少します)

重ならないようにボウルに肉を並べて乾燥させます。(アルミホイルの上に並べても乾燥させてもOK、串に刺して乾燥させてもOK。)重ならせて乾燥させると生ハムのような食感(まさに塩漬け肉)の部分も楽しめるのでオススメです。

生ハム程度の柔らかめの干し肉を作ってます
生ハム程度の仕上がりにしたい場合は多少重ねて乾燥させる方が良い。

5日~1か月ほど冷蔵庫で寝かせて、好みのかたさに乾燥させたら出来上がりです。新聞を入れておくと湿気を吸ってくれます。ボールの上に新聞でフタをしてもOKです。アルミホイルの場合は、軽く包む感じにしましょう。

1日に一回ほど確認して肉を裏返すことにより早くできあがります。

かたい干し肉が好きな人は10日~1か月ほど乾燥させることをオススメします。

冷蔵庫で乾燥中の干し肉
冷蔵庫で乾燥中の干し肉 3日~7日ほどフタをせず乾燥させ、その後 フタ替わりに新聞をかぶせ乾燥させていく。

簡単に作れるので、ご家庭でもお試しください!お酒のアテ、保存食、キャンプ飯、登山の非常食などに最適です。

3日間フタをせず乾燥させた干し肉
こちらは、3日間フタをせず乾燥させた様子です。見た目もだいぶ水分が飛んで乾いているように見えます。

3日乾燥の干し肉を味見しましたら、生ハムのような食感になっていました。この状態でも自分は満足です(笑)味が少し薄く感じた為、小さじ1ほど塩を足しました。お好みの塩加減になるように定期的に味見をしてください。

脂身がついた肉部分は、パスタや炒め物に入れても美味しく食べれます。

こちらにも干し肉の作り方を詳しく解説しています。

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